ドグラ・マグラを読んだ

日本探偵小説の三大奇書と言われるドグラ・マグラを読んだ。
読んだら発狂するとまで言われる怪奇小説ドグラ・マグラ
さすがに凄い小説だった。
前にも書いたがこれは学生時代に一度読んでいる。
自分の頭がこんなんになったのはそのせいかもしれない(笑)
でも少なからず影響を受けてると思える。(怖)
40年以上前の話だがこの本を貸してくれたのは学生寮の先輩で早稲田大学の学生だった。
本と酒と◯が好きで仕送りの殆どはそれに費やしてた。
早稲田界隈の古本屋はほとんど顔で付けがきいた。
めったに学校に行かない人だったが仕送りの有った日は本屋に付けを払いに行き残った金のほとんどははその日の内にに飲んでしまうという生活を繰り返してた。
そんな日の帰りニコニコした顔に会うと何時も豪快に奢ってもらったものだ。
金の無くなった翌日からは昼以外は寮の不味い食事で飢えをしのぎ昼はベットにひっくり返ってマヨネーズのチューブをくわえながら本を読んでる変わり者だった。
風呂が大嫌いで殆ど入らずそのせいか一度動けなくなって救急車騒ぎも有った。
その人は今も健在でこの高岡で歴史家と称してあちこちに顔を出しているあの有名な人。

脱線しすぎたがドグラ・マグラの話に戻る
前に読んだ記憶はとにかく凄い内容で度肝を抜かれた思い出がある。
物語は長いが最後には自分が誰で今が何時なのか解らなくなってしまうと言う内容
前回もどんな頭脳の持ち主がこんな小説を書くのかと不思議に思った。
夢野久作」この名前もなかなか。
経歴を調べるとなるほどと思えるがそれでも凄い。
これを真剣に読んだら本当に頭がおかしくなるかもしれない。
それでも興味のある方はどうぞ、ネットでタダで読めます。
読み切るにはかなりの困難があると思いますが、解かろうとしないほうが安全かも(爆