天気予報通りの雨
しかも寒い
こんな日は朝からまったり読書
御宿かわせみの第22弾「清姫おりょう」を読んだ。
このシリーズは家に有ったものに加え古本屋で買ったものだけ
途中何巻かないものが有って飛ばしているがこの巻は飛ばさなくて良かった。
短編の連続だが登場人物の生活は続いている
大事なところを飛ばすと話がややこしくなる。
相変わらずの人情話だが飽きない。
その一番の理由は江戸の風情が事細かく書かれていること
その表現も素晴らしい
もう忘れてしまった表現や言葉が頻繁に出てくる
今頃になってちょっと書き出しておけばよかったと思うが
それは自分には出来ないし、粋じゃない
粋な言葉だなとさらりと読み流すのがいい
と言いながら今日気に入ったのを二つ
「車軸を流すような大豪雨」
「篠つく雨の音」
いずれも「清姫おりょう」の中の言葉