深夜特急5のち枯れ木の伐採

昨夜は寝たのが遅かったので今朝はゆっくり起きた。
ゆっくりと言ってもいつもより30分程度遅いだけ
普段より2時間は遅く寝たから睡眠時間は1時間半は少ない
朝食を食べた後ぼんやりテレビを見てたらまた眠くなって少しの時間うつらうつら
そんなことをしてても別にいいんだけど
なんとなくこれじゃ・・という気になってコーヒーを沸かして目を覚まさせる。
読みかけの「深夜特急5」を読み終わった。

深夜特急5?トルコ・ギリシャ・地中海? (新潮文庫)

深夜特急5?トルコ・ギリシャ・地中海? (新潮文庫)

トルコ、ギリシャの話
読み終わって気が付いたが前半のトルコの話が全然思い出せない
最近記憶力が弱くなったといつも感じてるが本当にひどい(アルツハイマーの症状か?
パラパラと最初の方をめくってみて、ああ確かにこの話は読んだと思い出す程度
この本を読んでて国境線というものがだんだん不思議に思えてきた。
陸続きのユーラシア大陸その中でどうやって国境線を決めたのか、ただでさえ紛争が絶えない地域で双方の国が納得し世界がそれを認める、しかもものすごく広大な土地にはっきりと一本の線を引くというのはそんなに簡単なことじゃない、それが世界中に有るというのが不思議。
トルコの話をめくり直して思い出してみるとアジアとヨーロッパを結ぶ場所イスタンブールに興味を持ってたが何か物足りない感じがした。単なる旅行記じゃないからしかたがないのだがそれが覚えていない一番の原因だろう。
それよりもあまり期待してなかったギリシャの話が面白かった。
スパルタの町で一人じっとしてる老人に話を聞くと、アメリカ人の元大学の教授だったらしいがこの街に住んで16年になるという。異国に暮らしてなにか不自由はないかと聞くと自信に満ちた声で何も不自由はしてない。自分には何も必要ないという返事。
こんな風に人生を送れればいいだろうなと憧れを感じた。
作者がこの旅で唯一行きたいと思ってたペロポネソス半島は作者が若いころに読んだ旅行記、多分小田実のものだろうがその中の話に惹かれたらしい。
ふらっと行ってその土地の人に親切にされその温かさに触れるという話。
そんなことが現実に有るのだろうかとの思い
でも個人的にはこの話は何か人の親切を最初から期待してるような話なのであまり好感は持てなかった。
外国の土地を旅する中でよく日本人と会う場面や日本の航空会社などから情報を得る場面が有るがそれも全く無く旅できればもっと魅力ある旅になった思う、それでも自分も旅先で日本語が自由に使えたらそっちに頼ってしまうなと思ったりもする。
日本大使館での話もちょっと非日常の旅から現実に引き戻されるようで興ざめな気がした。
深夜特急はもう1冊6で終了なんだが古本屋には5までしか売ってなかった。
6を探しに行かねばならない。

午後からはみゃらくもんさんに畑の枯れた松の伐採に来てもらった。
まずはチェーンソーの歯の目立てのやり方から習う。
チェーンソーの歯は意外とすぐに切れが悪くなる、それを手前でメンテ出来るとは知らなかった。
二人で畑の8本の松を切ってそれを車に積んだら汗だく
家の庭にもう1本有るのを思い出しそれもやってもらった。
これで長い間放置してた枯松を処分できてすっきりした。
みゃらくもんさん暑い中本当に有難うございました。