深夜特急4

今日は元々出かける気は無かったが
午後から用事ができた
それでも午前中は暇なので読書
読みかけの「深夜特急4」を読み始めたがすぐに読了
シルクロードと題して
パキスタンアフガニスタン、イランの旅

深夜特急4?シルクロード? (新潮文庫)

深夜特急4?シルクロード? (新潮文庫)

中東の紛争が起きる前なのでこの地域にも自由に安全?に旅することが出来た時代
今はそれこそ決死の覚悟が無いと入れない地域になってしまってる。
インドを出てからは貧乏旅行の急ぎ旅になってる
面白いのはこの地域の値段交渉
最初の値段から時間さえかければどんどん下がっていく
安宿を探すのも慣れてきて、日本では考えられないような値段の宿に泊まる。
イランのイスファハンという町の中を歩いてて電気屋のテレビに群がる子供たちを見てひょっとしたらと見たのがモハメッド・アリとジョージフォアマンの試合。
この試合は自分もテレビで見たし覚えている
作者はアリが全盛期を過ぎて衰えフォアマンの攻撃にサンドバックのようになってたが
一瞬の逆転でフォアマンをマットに沈めたと書いているが、その描写も克明だけど自分は見てて確かに全盛期のスピード迫力は無かったが顔だけをガードしてボディをがら空きにしどれだけ打たせても応えないアリの体の鍛え方は凄いと思った。
モハメッド・アリの話になってしまったが
そのアリが昨日74歳で亡くなった、この本を読んでてこの試合の話が出てきたのにはその偶然に少し驚いた。
モハメッド・アリ氏の冥福を祈る。