哀愁の町に霧が降るのだ

今日は一日天気が悪いと言う気象庁に騙されてどこにも出かけず
読書三昧。三昧って何かと思うが・・
「新橋烏森口青春篇」に続き「哀愁の町に霧が降るのだ」の上下巻を読んだ。

「新橋烏森口青春篇」を読んで自分の昔を思い出したのは先に書いたが
これを読んでとうとう呆れてしまった。
若いころにハチャメチャな生活を送った経験のある人は結構いると思うが
この話も凄い。
自分も結構めちゃくちゃな生活だったが、ここまで?思い切れなかった。
それでも十分すぎるくらいの楽しみだったと今思う。
この本をブックオフで買ってきたが
上下巻がそろっててラッキーと思ったが
読んでたら上中下と有るように書いて有る
中が売って無かったのかと思ったが調べてみたら新潮文庫ではそれを上下の2巻にしてるようだ。
まあ有ったとしてももういいやという気分。
これだけ読んだら何か急に純ブンガク的な小説を読みたくなった。
多分読まないと思うけど・・
椎名誠の本もう一作品「岳物語」上下が手元にある
少しだけでも小説的な内容を期待するがはたして・・・
それにしてもこの中で登場の実在人物木村晋介こんな生活でよく司法試験に通ったものだ。
ちょっと信じられないくらいすごい話。