裏ヒヨ

チームワイラビ(何)で栂池上裏ヒヨ(鵯峰裏)に行く計画が上がったが
先日の山が余りひどかったので自信がなくどうしようかと迷った
それでも皆がサポートしてくれるというので行くことにした。
しかし、さて出発地点でビーコンのスイッチを入れようとしたらケースの中身が無い
リーダーのシュンちゃんにどうしようと相談したら、危険の少ないコースを行こうと言うことで同行を許可してもらった。
ゴンドラを下りてシールを貼り暫く登る、一汗かいたところでコースを確認する

天気もよくゴタテの山が素晴らしい

林道に登り上げしばらくしたら早大小屋に出た

そこからはゆるゆる坂を登ったら裏ヒヨを見下ろすコルに出る、雨飾、火打、妙高の景色が素晴らしい

ドロップイン

気持ちいい〜

下手くそにはこんなオープンバーンは嬉しい(^O^)

フワフワの雪を気持よく滑って、昼食
手持ちのサンドウイッチを食べてたら、ゆきちゃんがラーメン、イナリンがモツ煮、シュンちゃんがコーヒーをごちそうしてくれた。サンキューでした。


静かな中で昼食をしてるとどんどん後続がやって来た。

シールを貼り登り返し、後ろを振り返ると今滑ってきた斜面が見えた。
正面右のコルから滑りだした。

若栗の頭の手前から谷にドロップすると素晴らしいパウダーが待ってた。
しかしそれを過ぎると今度はモナカ雪、苦労しヘトヘトになりながら降りると皆が待ってた。
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その後黒川沢の狭い谷をへつりながら滑ってると左下に雪の割れ目が見え慎重に進んだが先が急に2mほど下ってた。そのまま行ってもしも転んだら谷の穴に落ちそう。
前にも後ろにも行けず、最後はスキーを脱いだが足を一歩踏みだそうとしたら下に抵抗感がない
ザラザラと落とした雪がまるで蟻地獄のような穴に吸い込まれていく。
急に恐怖心が出てきた。
それでも少しずつ下を踏み固め進むが外したスキーとストックが邪魔。
なんとか助けに戻ったシュンちゃんにスキーとストックを渡したが、それでも怖い
右側の雪の壁を肘で壊しながらへばり付くようにしてようやく脱出できた。
後で聞いたら、先週nyamaさんが同じ場所でひどい目に遭ったと聞いたが、本当に怖かった。
皆に助けられての今回(何時もだけど^^;)だったが最終的にはとても楽しい1日でした。
しかしビーコンがないのが気づかず家を出たのはちょっとショック
やはり歳を取ってくると集中力が無くなってくるので、今後は今まで以上に何事も確認してから出ないと危ないと改めて思った。