日曜日の山

昨日は、朝一のケーブルに乗りたくて5時前に家を出た
ケーブルの始発が6時40分だから十分間に合うと思ってた。
立山駅について、チケットの窓口に行ったらもう長蛇の列(驚
それでも、と思ったけどチケットを貰ったら7時発になってた。
8時前に室堂を出発と思ってたけど、これで五色ヶ原はほぼ諦めた。
ケーブルを待つ間、いそがしそうな池原さんをつかまえて先日の剱岳や富士の折立のバリエーションルートの話を聞いた。相変わらずの活躍だ。
室堂について、もう五色は諦めていたので不意に会った何故か私服の警備隊の哲也と話したり
okuさんと写真を取り合ったり、玉殿の水を汲んだりして8時半頃に出発した。
室堂山荘の前の分かれ道で浄土山に向かおうとしたら、呼び止められてKNBのインタビューを受けた。しどろもどろになってたら、家内が上手にフォローしてくれた。
途中でも写真を頼まれたり、県外の人に見える山の説明をしたりしながら浄土山に登った。
浄土山の頂上に出ると素晴らしい景色が広がってた。
薬師や剱はさっきから見えていたが、槍が鋭く穂を見せている
その手前には、水晶や黒部五郎も・・

新しくなった富山大学の施設の前でしばらく休んで五色方面に向かった。
とりあえず竜王はパス。あわよくば五色までと未練がましく密かに思ってた。
竜王から鬼岳に向かうくだりを見るとやはり無理すると帰りこの登りが辛いだろうなと
弱気になった。
下り終えてまた鬼岳の東面に登る、振り返ってみると竜王が素晴らしかった。

鬼岳の東面よりまた下る、下のほうに団体が見える鞍部で休憩してるようだ
そこから先の獅子岳の頂上を見るとかなりの登り
団体とすれ違って登りの前に休憩をして、登ったがあっさりと頂上に、11時20分
先のザラ峠と五色ヶ原が見えるかと思ったがザラ峠はもうちょっと先に行かないと見えないようだ。
獅子岳の頂上は意外と広く休憩するには良さそう
針ノ木を正面に見て黒部湖を見下ろす格好のテラスがあった。
今日はここまでと決め込んでゆっくりと食事をした。
後ろ立山の山々、裏銀座の山、奥黒部の山、槍、穂高方面の山を眺めながら至福の時を過ごした。

眼下に見える黒部湖を楽しみながらまったりした後、ザラ峠の降り口まで散歩

ザラ峠から五色山荘

獅子の頂上に戻ったら、平塚から来たと言う単独行の人が休憩してた。
今日は五色に泊って、明日はスゴ乗越泊り、翌日は太郎小屋に泊りその次は黒部五郎小屋
その先を聞いたら出来たら水晶小屋、舟窪の小屋に泊りたいと言ってた。
なんと言う贅沢な・・夢のような計画・・
時間を惜しみながら五色を日帰りしようとしてるのに・・
羨ましいを通り越してる話だった。
話し終わって、もうそろそろと思って帰り始めたが帰りは意外とはやく
竜王の前でまだ時間があり過ぎるので登ることにした。
この日の最高標高点。

その途中で見た雷鳥

その後、浄土からは一ノ腰に向かった。
一ノ腰の小屋の手前でザイルと沢山のチャラチャラを持った二人が何かしてた
よく見ると朝会ったKB隊の哲也ともう一人
オーバーハングの岩の登りをやろうとしてたみたいだが、救助の連絡が入ったよう
片づけながら話をして、あっという間に走って行った。
さすが富山県警山岳警備隊・・

一ノ腰から室堂に向かって歩いてると救助の終わった二人がまた登ってきた
またさっきの所に戻るそうだ、大した体力だ。
室堂手前で雄山をバックにして

五色をやめて途中で戻ったので予定より早く4時前に室堂に着いたけど
その後がひどかった・・
今日一番しんどかったのは室堂でバスを待つ時間
その次が美女平のケーブル待ち。
結局家に帰ったのは高速を使っても午後7時45分だった。