レイルウェイズ

今日は随分いろんなことをした一日だった。
朝起きてまず家内の車のタイヤ交換。
終わって高岡文化ホールへtakiさんの所属の写真展を見学。
素晴らしい写真が多かった。
その後、従姉の家に米を届ける。
そして不破福寿堂に寄ってお歳暮の菓子を買い末の娘の嫁ぎ先に届けた。
挨拶をして孫の顔をちょっとだけ見てイオンに。
1時50分の映画の予約をしてカプリチョーザにちょうど昼時ここも満員待たされた。
何時もと一緒のワインとトマトとガーリックのパスタ、ピザを頼む。
食後は人でいっぱいのイオンの中を散歩して映画に入った。
映画館は見たこともないほどの人で超満員。
いま評判のレイルウエィズ「愛を伝えられない大人たち」この副題では何かほとんど内容が予想出来てあまり見る気もなかったが、いろんな人が良かったと言ってるので行ってみた。
感想は、ほぼ予想通りの内容だったが、この副題とは全く関係ない部分でちょっと考えさせられる所が有った。
三浦友和(久しぶりに見たのでこの役のせいもあるが随分歳とったなと感じた)の演ずる主人公
定年前の地鉄の電車の運転手。
その定年と言うのが自分らの世代の話。
実際60歳で定年を迎え何人もの友人がその後の人生を歩みだしている。
まだ仕事を辞めるわけにいかない自分はそんな友人が羨ましくも思ってる。
老後の金さえあれば今すぐにも仕事を辞めて好きなことをしたいと常々思ってた。
でもこの映画を見てると、やはり辞めるにしても辞め方が有るなと思った。
今の仕事に入って、好きな仕事でもなくただ生活のためだけに嫌々やってたようなもの。
しかしいくら厭でも30年以上やった仕事。
最後まで嫌々ではちょっと情けないなと感じた。
それこそ宝くじにでも当たったらすぐにも辞めようと思ってたけど、後3年最後まで勤めようと思った。
そして最後の日にはしっかり自分の出来ることをやって辞めたい。
それが誰にも認められなくてもいい自分が納得できれば・・
こう感じれたのはこの映画を見たお陰だ、少し先に明かりが見えたような気分。


年末ジャンボ買ったけどもう当たらなくてもいいや。
あ、余貴美子さん前から好きな女優だけどこの映画の演技も良かった。