読書依存性を克服したくてしばらく本から離れていたが
そろそろ本が無くても大丈夫になってきた。
久しぶりに堀田善衛の「方丈記私記」をまた読み返したくなって先日図書館に行って探したが目当ての本が無くて
この本を手に取った
今日3日目で読了。
この本を選んだのは目次を見たら「方丈記私記」だけじゃなく、藤原定家の「明月記私抄」
それから「ゴヤⅠ〜Ⅳ」の事が書かれていたからなのだが読んでみると各作品の要点がコンパクトに分かりやすく纏められてた。
巻末に堀田善衛の娘さんが父の事を書いてたが小説からだけでは見えなかった堀田善衛の違う姿がうかがえた。
毎夜テレビのチャンネルを独占し最後に家族に「諸君さて寝ましょう」と言って書斎に入って行ったと言う。