スノーデン

アメリカで30年くらい過ごし
今はこちらに帰って作家活動を続けている高校の同級生がいる
何冊か読んだが世界、特にアメリカの政治の裏側を暴露したものが多い
3日ほど前にメールが来た
必見の映画が来てるとの案内
題名が「スノーデン」

彼から必見と言ってくるのでやはりその関係の話かなと思ったが
解説とかは見ずに出かける
富山のファボーレの映画館は始めて
少し早めに出かけたので上映時間までしばらくファボーレの中をウロウロ
映画が始まってしばらくして気がついた
この話最近ニュースになった話ではと
やはりそうだった、最近物忘れが激しい便利な頭はすっかり忘れてた。
事件が起きた時は極秘機密を暴露したこの物語の主人公(名前も本名の実在人物)の処遇を巡ってのアメリカとロシアの駆け引き騒動としか思わなかったが
中身を映画でフィクションとして詳しく見て改めて現代社会の現実を知らされた
主人公の勇気も凄いが、これを告発するために命がけで協力した映画監督やジャーナリスト達の働きも真似出来ないくらい勇気がいることだ。
人類は必ず何時かは滅ぼされると思う、それは核をはじめとしてあらゆる化学兵器を開発した為の自滅と思ってたが
それをコンピューターの開発がそれに拍車をかけているのが現実
しかし今はさらにAI(人工知能)がもっと脅威に思えてきた。
コンピューターの暴走による恐ろしさを暴露したこの主人公のような人間がAIに取って代わられたら果たしてどうなるのだろうかと思ってしまう。
このまま開発が進めばAIが人類の知能を上回ってしまうだろう。