「新御宿かわせみ」読了

また読む本がなくなって
家の本棚を探す
一度も読んだことが無いが平岩弓枝の良く知ってる題名の本が有った。
「新御宿かわせみ

新・御宿かわせみ (文春文庫)

新・御宿かわせみ (文春文庫)

だけど「御宿かわせみ」はよく聞くが
この新はなんだろうと思ったら続編のことだった
御宿かわせみ」は幕末が舞台になってるが新の方は明治になってからの話
読んでて岡本綺堂の「半七捕物帳」を思い出したが、「半七捕物帳」の方は明治になって江戸時代の不思議な事件を半七爺さんが思い出して語ると言う設定。結構好きでたくさん読んだ。
この「新御宿かわせみ」は話も面白いが、あまり伝えられてない維新(あまり好きな言葉じゃないが)後の江戸(東京)の風情、市民の生活が描かれているところが興味深い。
特に大名や旗本が住んでた多くの武家屋敷が主が去ったまま取り残されてたり、元の江戸の街中に牧場がいくつも出来たと言うのは想像にもしなかった。
「新御宿かわせみ」シリーズはこの他にも有るようだが
とりあえず本家?の「御宿かわせみ」を読んでみたくなって
ブックオフで数冊買ってきた。