八ヶ岳初日

土曜日の朝五時少し前に家を出た。
41号線神岡から安房峠に向かう
この道は先月からもう3回目だ。
3時間で松本着、高速に乗り途中諏訪のサービスエリアで朝食
家から持ってきたおにぎりとラーメンを食べる。
ここでカーナビで行き先を指定する。
諏訪南で降りインターを出たら左に曲がれと指示が出る
一瞬あれ?左?と思った。自分的には右に行くとばかり思ってた。
そこからほぼ一本道で途中一箇所T 字路を左に曲がってしばらく走るとカーナビから目的地到着の案内が流れる。
しかしおかしい、やまのこ村の小屋が見えない??
降りて案内板を見るとやはりこの先だ、近くでウロウロしてる車が何台かいたが構わず林道に入るこれがとんでもない悪路、車の腹を擦りながらロデオみたいに揺られようやく登山口に着いた。途中何人か登山の人が歩いていたがバスとかで来る人はここを一時間かけて歩くのだ。
登山口に着いたが駐車場がいっぱいで入れない、どうしようかと思ってたら小屋の係の人がテーブルをどけてそこに止めさせてくれた。
その後も車がどんどん入ってきたけど結局なんとか駐めれれたようだった。
準備を済ませ9時40分に美濃戸登山口を出発。

沢山の人が歩いている。
ネットでこの近くにまだホテイランが見れると書いてあったが暫く行くと何輪か咲いていた。

だらだらとした坂を沢沿いに歩き樹林帯に入り開けたところに出た。

目の前に阿弥陀岳が見えてきた。平坦な道になり行者小屋がもうすぐかと思うがなかなか着かない。結局コースタイム通り2時間で行者小屋につく。

ここからは大同心、小同心、横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳が屏風のようにそそり立って見える。
お昼ちょっと前で小屋の前は食事をする人でいっぱい、小屋を見るとおでんを売っている周りの人が美味しそうにおでんを食べてるのを見るとたまらず生ビールセットを頼んだ、しかしおでんの蓋をあけるとなんとちくわ1本とこんにゃく1切れしか残ってなかった。
まあしょうがないのでそれをオカズにおにぎり一個を食べて。少し休んで上に向かった。
小屋の裏から地蔵尾根を登る、途中鎖や梯子が現れるがそう危険な所はない。

ちょうど1時間で地蔵の頭に出る、早速向こう側の景色をと思ったが稜線から向こうはガスで埋まってた。

直ぐ先に今晩の宿、展望荘が見えるが今回の目的の一つツクモグサを見たくて横岳に向かう、暫く行くと家内の足がつり出し結局一人で向かった。
チョウノスケソウ

オヤマノエンドウ?

?ラン

名前の知らないいろんな花が咲いてたが横岳の手前で沢山の人が狭い登山道で立ち止まってたそこがツクモグサの群生地だった。

何枚もシャッターを切ったが人に押されやっとの思いで撮ったのはほとんどピンぼけか対象を外してた(残念
そこから戻り小屋に3時到着。
小屋は満員のようだ2段ベットの上にシュラフが7枚並べてある敷き布団2枚に3人位の場所だった。寝返りをするのも大変そうな感じだった。
家内が風呂に入ってきてから食堂に行き生ビールを注文。直ぐに無くなってしまい後は家から持ってきた40度をチビリチビリやってたがそれもなくなり仕方ないので部屋に戻る。

夕食までしばらく時間があったが隣の若い夫婦と話しをしたりして過ごした。
ようやく食事の時間になり食堂に行くとバイキングの料理がズラリ並んでた。
これはいい!好きなモノを食べたいだけ食べれる。
タラの芽の天ぷらや大根シイタケと鶏肉の煮物が美味しい。キノコも

ご飯をお代わりして最後は杏仁豆腐のデザートまで、腹一杯になった。
それから部屋に帰ったらまだ6時横を見ると横の夫婦はもう寝てる(@_@。
風呂に入ってなかったので女性との入れ替え時間を待って行ってみた。
この風呂がなんと直径1.8mの鉄釜の五右衛門風呂、一緒に入った地元の人に聞くと茅野は寒天の産地昔寒天を煮てた釜をここに持ってきたらしい。
こうして1日目は終わったがやはり横の人とぶつかりながらでは安眠は出来なかった。