楽しすぎた2日間の後編

翌日目が覚めると、雨の音がしてない。
5時に外に出て見ると雪倉方面の山も見える。
昨日ずぶ濡れになったものが乾いてるか点検して中に入るとゆかりさんが「降ってきたね」と言ったのでまた外を見ると小さい雨が降ってた。
部屋に戻って、時間も早いのでまたひっくり返っていると雨の音が激しくなってきた。
また昨日みたいな雨の中は嫌だなと、一瞬ブルーな気持ちになった。
ところが、食事をしてから全員を集めて心配してた北又からの林道の説明があった。
途中で土砂崩れがあって不通になっているとの事、車を置いて歩いて帰らなければいけない様な話。えぇぇ〜
そうこうしてる内に又電話が入って何とか通れそうと言われた。
全員に安堵の空気が流れた。
まあでも、下に降りるまでまだ何が起きるか分からない、とりあえず早く出発しようと言うことになって9時前に小屋を出た。
雨も上がり涼しい中快調に下った。
途中夕日ヶ原で小屋に用事で残るシュンちゃんと別れ、イブリの山頂で休憩をした。
そこからは山菜獲り組とゆっくり下山組に別れた。
登山道は水も引き昨日は一体何だったのかと思うくらいの違い。
8合目付近のオオサクラソウ今年は遅いようだが少しだけ咲き出してた。
5合目で大休憩の後は少し暑かったが先週ほどでは無く、足首の痛みも少なかった。
北又小屋に着いたら仙人(米沢さん)が登山靴をぬくなと言うのでどうしたのかと聞いたら、やはり林道は車が通れないとの事。
どうして帰ろうか、車はどうしようかと思ったが、とりあえず仙人が作ってくれたソーメンを頂く。そうこうしてる内に朝日町の有志が何人か車で土砂崩れの先まで迎えに来てくれることになった。朝日小屋のゆかりさんがあちこち電話してくれたようだ。
それではと言うことで車に乗り込み、越道峠に向かい、峠の広場に車を置きそこから約1.5キロの道を歩いて下った。上から土砂崩れの現場を見るとかなり酷い、その先にはもう有志の車が待機してるのが見えた。
現場確認のヘリもやってきた。
一番最初にgappa sanが渡り安全を確認する。
その後一人一人慎重に渡った。
朝日町の有志は全員よく知ってる顔だった。
谷口さん、よもちゃん、西島さん、さわちゃんの4人だった。
「大変やったのう」と声をかけられて、そんなに大変でもなかったが随分ほっとした。
それからさわちゃんの車に乗って小川温泉まで送ってもらった。
皆さん本当に有難うございました。
小川温泉の不老館で汗を流し、それからは今回同行のh美ちゃんが旦那さんを呼んでなんと高岡まで送ってくれた。
そんな訳で高岡についてからは、今回行けなかった刺激ちゃん夫婦も呼んでさっきまで刺激ちゃんが飲んでた店で反省会をした。
本当に今回は朝日町の人たちに世話になりっぱなしだった。
さて、林道が通れるようになったら車の回収に行かねばならない・・
そん時は朝日町のbanちゃんお願いしま〜す。