楽しすぎた2日間の前編

土曜日の朝5時小川温泉集合だったが、ちょっとトラブルで5分ほど遅れて到着。
雨は止んでた。
もう登山会の応援部隊(通称エプロン部隊)は全員揃ってたので早速林道の車の進め方を打ち合わせ出発した。
林道は前日の大雨の影響であちこちに小さな岩が転がっていた。
暫くすると雨が降り出しだんだん前も見にくいくらいの豪雨に、林道の法面からはあちこちに滝のように水が流れ落ちていた。
北又小屋に着いて準備をしてると雨が止んできた。
その時点で登山会の中止は発表されてなかったので出発することに。
途中までは霧雨で、返って涼しくこれくらいならと登ってたが途中から豪雨に雷もなりだす。
イブリの5合目ではこの場所で今まで見たこともない登山道の真ん中に滝のように川が流れてた。それから上は9合目まで土砂降りの中、ジャブジャブ状態が続いた。
途中止まって休憩するがすぐに寒くなってあまり時間も取れない、ザックに雨が入るのが嫌で最小限の物だけ出して何か食べていたが横を見ると驚いた!バンバ母悠々とドリップでコーヒーを入れていた。さすが昔からの山屋さんだ。
イブリの頂上を過ぎ、夕日の雪渓に乗るとガスの中に人影が・・
なんと前日から入ってたgappa sanとW君がスコップを持って急斜面にステップを切って迎えに来てくれていた。
gappa san曰く「年寄りに優しいステップを切ってきたから」と、確かにその後は急斜面も危険地帯も楽に通過できた、とても有り難かった。
小屋についてとりあえず濡れたものを脱いで着替えようとして愕然、あんなに注意してたのにザックの中の着替えがずぶぬれ、下着だけかろうじて濡れてなかったのでシャツ一枚でスートーブにあたりながら着替えの乾くのを待った。
登山会は中止になってたので何も手伝うこともない、その後はまるで居候のように酒を飲んで時間を過ごした。
4時に、登山会の本隊は来れないので、小屋にいる20数名で山開きの神事を行った。
そして5時からは二次会的に食堂のテーブルを取り払い床に座って全員で宴会。
その後は今年剱岳で亡くなった丸ちゃんのDVDを皆で泣きながら見たり、W君のギター演奏で皆で歌ったりしながら延々と飲み会は続いた。
この時点で翌日のことは頭になかった。


写真が1枚も無いのは途中の雨でカメラが壊れてしまったのです(涙
今回の様子は、banchiの日記を見てください。