革命商人

深田祐介の「革命商人」を読んだ。
1970年チリで史上初の選挙による社会主義政権がアジェンデ大統領によって成立。
その3年後軍事クーデターにより崩壊する。
アメリカのCIAが巨額の金をつぎ込んで裏工作をしたようだ。
その前後の日本人商社マンの物語。

革命商人〈上〉 (文春文庫)

革命商人〈上〉 (文春文庫)

革命商人〈下〉 (文春文庫)

革命商人〈下〉 (文春文庫)

日本の商社が2つに別れ、軍部や現政権との取引を行う。
いろんなやり取りの最中、クーデターが起こり日本人の中にも悲喜こもごもが起こる。
クーデターにより敗れた側商社マンの海野という人間が魅力的だった。
若い頃は彼らのように海外で仕事をしたいと思ってたが
就職と言う事に対して、考えがいい加減だったため行動が起こせなかった。

話は変わるが、最近本を長く読むと目が疲れるようになってきた。
(年ですよと声が聞こえる・・わかっとるわい!)
お陰で、この上下巻読むのに2ヶ月以上かかってしまった。
ブルーベリーの錠剤を飲んでいるけど、効き目が感じられない。
テレビのコマーシャルはやはり嘘かな?
と言って、やめるともっと悪くなるかと心配になる・・
これが狙いか?