天気予報にようやく雪マークがつきだした。
冬になるとよく金沢の兼六園の雪吊風景が紹介される。
当地高岡も加賀藩の領地だった為、
その高岡城跡の古城公園にも昔から雪吊がされる。
その、景色はなかなかのもので風情があって好きだ。
近年になって一般の家でもそれに劣らぬ雪吊をする家が増えてきた。
しかし地域によって、いくらか違うようだ。
県の西の地区では沢山の家が素晴らしい雪吊をしてるのが目立つが
東部でわずかしか見えない、
加賀藩の本家本元石川県でもそれほどでもない気がする。
元来雪の重みから木を保護する為のものが、最近は見せる為のものになってる。
ここ数年の積雪ではほとんど必要はなかったと思う。
ところが見栄っ張りの人間の多いこの地区では、見せる為の雪吊が競って作られる。
ほかの家より早く立派に作って得意がってる(ように思える)
春になってはずすのも、早さを競ってるように見える。
あんなに早くから雪の準備をするくらいなら、(早い家は10月末から2月まで)
何もそんなに慌ててはずさなくてもと思うが・・
お互いの家が、近所の雪吊の状態を気にしあってるような気がする。
我が家も去年まで松の木1本だけ、しぶしぶやってたが(年寄りにせかされて)
今年は誰も言わないのでやめようと思ってる。
思わぬ大雪になって倒れない事を祈って・・
山は大雪になってほしいのだが、都合のいいことばかり言ってるな。