小学校から中学に

小学四年くらいで勉強嫌いになってしまったが(元々好きじゃないけど)それまでの母からの強制的指導のおかげか成績はしばらくそうは下がらなかった。

しかし六年になったらどんどん下がる。

すると担任から呼び出され今度は担任の強制が始まった。毎日家で自習したものを翌日提出せよと。

本当に嫌だったがほぼ半年渋々従った。

中学に入る前にクラス分けの為の試験が有った。

どんな結果だったのかは知らない

中学はベビーブームの世代で大人数、一学年で650人、クラスが11クラス、一クラスに60名くらいで一番前の席は教壇のすぐ前、一番後ろは背中が壁だった。

そんなクラスに何も思わず入って最初の実力テスト、当時はテスト結果が廊下に張り出された。見ると自分の名前が30番くらいに出てた。650人もいるんだからこれはいい成績だと思った。

ところが担任から呼び出し、成績が悪いからとまた小学校と同じ悪夢、毎日自習を提出しなさいと強制。

どうもクラス分けではクラスでトップだったらしい。

しかしもうやる気のない自分は自習をすっぽかしてしまう。

内心うぶな中学一年生は色気ムンムンさせる若い女の教師と放課後同じ部屋にいるのがとにかく嫌だったのが本音。