最近全国的に体罰が問題になってるが
県内でもあちこちの学校でその事実が発表されている。
実際自殺者まで出ては厳しくせざるを得ないのだろうが
その内容を見るとこの程度のことでと思うものもある、それでも事件になると言うのは生徒やその父兄と教える側の信頼関係の薄さが増しているのではと思ってしまう。
体罰そのものは良くないのは当たり前だが些細な事まで問題にしてたら益々相互の信頼関係が薄くなり悪循環を起こし、違う場面での問題が出てくるような気がする。
昔のことを言っては笑われるが、昔はこんなこと日常茶飯事だった。
服装が悪いと学校の玄関でひっぱたかれる生徒、授業の態度が悪いと出席簿の角で頭を殴られる生徒、それでも誰も文句は言わなかった。（言えなかった）
それをいいとは言わないが、今よりいくらか教師を尊敬する気持ちが有ったのではなかろうか。
しかし今も昔も馬鹿な教師はいる。
そんな連中が今は大きな問題を起こしているのだろう。
昔、今思い出しても嫌なことが結構有った。
自分の小中学校時代は戦後の復興がまだならず極貧に苦しむ家庭の子が結構いた。
その子の1人、今にも崩れそうなボロ屋に間借りし食事もろくに与えていられなかった子
当然勉強なんて出来る環境でもなかった。ごく簡単な問題が答えられないと言って耳を引っ張って教壇に引きずり上げた女教師がいた。その光景は今でも忘れられない・・
もう一人もボロ屋の借間住まいだったが素晴らしい頭脳の持ち主でテストはほとんど満点、よく中学の実力テストなどでは県のトップになってた。その彼が一度５教科のテストで4科目満点、1科目だけ1問無回答という事が有った。その時その教科の担任が「お前は俺が嫌いだからわざと答えを書いた後消したな」と言って殴りつけた。
その教師は女生徒にはセクハラ、男子にはパワハラ、とんでもない奴で全生徒から嫌われていた。
昔はそんな教師でも何の問題もなく教師としての職を通してた。
それにしてもあの二人今どうしてるかな、家庭の都合で中学もちゃんと卒業したかどうかもわからない。
それより何故こんな昔のことを何時までも覚えているのだろう？
昨日のことさえ思い出せないのに・・
