最近読んだ本

続けて山本周五郎を読んでいる
柳橋物語・いまも昔も」
青べか物語」これで周五郎も5冊目になった


時代背景は違うが両方どん底に近い生活の中ので懸命に生きる人達の話。
両方に通じるものが「青べか物語」の最後の章に有る。
物語の中によく登場するストリンドベリの「青巻」(自分は読んだことがないが)の中の言葉
「苦しみつつ、なお働け、安住を求めるな、この世は巡礼である」
自分にはこの「働け」が「生きろ」と言っているように聞こえた。
小椋佳さんが言ってた言葉も思い出した。
「人生に悟りはありません、もがき苦しむことそれが人生です」