昨夜師匠のＨＰ（http://www.geocities.jp/hatuyuki888/ )を見て思い出した。
「山への一言」１０．２１付の白山の話を読んで。
何年か前、家内をつれて剱岳（早月尾根）を日帰りした。
その時は、家内は剱岳が初めてだったこともあり、
早月小屋から上は荷物を私が持って家内は空荷で上がった。
何組何人かの日帰り組が認められた、その中の一人、かなりばてているようで途中休み休みしてたので家内の速度でも途中追い越して頂上に着いた、しばらくしてその人が上がってきた、見たら空身になってた。
どこかにザックをデポしてきたらしい。
少し話をしたが、５月にも別山尾根からアイゼン、ピッケルで登ったとのこと、
それにしても今日はばてましたと言ってた。
何も持ってないようなのでちょっと心配になり、
水を持ってそうにも見えなかったので
聞いたらやはり持ってないと言った、その辛さは想像できたのでペットボトル一本を渡した。
たいそう感謝されて下りも一緒に下り始めた、でも空身なので下りは早い、
先に行ってくださいと言ったら感謝しながら先に下って行った。
早月小屋で追いつけるかなと思ってたら、小屋の前で待っていて何を言うのかと思ったら
デポしたザックを見過ごして小屋に来てしまったとのこと。信じられん・・
しょうがないから今晩は小屋に泊まって明日ザックを探しに行くと言ってた。
今考えるとあの人剱岳に登る資格無いなと思う。
