夜明けのスキャット

最近アメリカで由紀さおりが大人気らしい。
由紀さおりと言えばやはりこれ。

初めて東京に住んだ1969年の曲。
新宿区喜久井町、東京のど真ん中に有るのにあまり大都会を感じさせない町だった。
夜更かしして新宿から歩いて帰ったり、市谷から飯田橋、神楽坂と散歩したりした時代。
この透明感のある澄んだ声には何か都会的なものを強烈に感じたのを思い出す。
そう言えばこの年、千賀かほるの「真夜中のギター」もヒットした。
都会で始めての暮らしだったせいかどちらも孤独感をさらに感じさせる曲だった。