昨夜、久しぶりに本が読みたくなって
本をあさってたら、海堂尊の「螺鈿迷宮」を見つけた。
読み始めてすぐに懐かしい名称が出てきた。
天和、大四喜、字一色、四暗刻
話は、かつての自分らのようなチンピラ学生が、プロの雀士を相手にいかさまをやり
反対に痛い目に合わされるところ。
10万ぶん捕るつもりが100万払わされそうになる愉快な展開。
この天和、大四喜、字一色、四暗刻の上がり手はマージャンを知らない人には分からないが上がり手ではこれ以上ない5倍役満。(大四喜、字一色、四暗刻単騎も5倍役満)
懐かしかったのは、大学に入りたての頃マージャンを知らない同級生を集めて、これと同じことをやった。
もちろんインチキだがど素人の同級生たちは目を白黒させて、どうしてそんなこと出来るのかと驚いてたのを思い出した。
毎日雀荘通いしてたあの頃が懐かしい。
この小説の話ほど酷くはないが、プロと知らないで相手して訳も分からないうちにハコテンにされたこともある。
大学4年の時にゼミの合宿で乗鞍に行った時、教授が急用が出来て東京に帰ったのでその後は勉強はそっちのけでマージャンを始めた。
一人で8回連続トップを取ったら仲間に入れてもらえなくなってしまった。
毎日雀荘でやってた仲間はみんな強かったが、同級生はみんな赤子のようなものだった。おかげで合宿の費用は全てタダになった記憶がある。
あの馬鹿みたいに人が良くてマージャンの弱かった同級生たち今は音信もないがどうしてるだろうかなぁ。