天の助けか?

昨日用事で岐阜に行った帰り大変な目に遭いそうになった。
最近国道156号線が気に入って
岐阜方面に行くときは高速を使わないようになってる。
つまらない景色を見ながら高いお金を払って行くより
ところどころの道の駅に寄ったり観光地に寄ったりしながら景色を楽しみゆっくり走るのが好きになった。もちろん節約にもなる。
今回は大雪のせいでどうしようかと迷ったが、ダメなら途中から高速に入ればと出かけた。
行きはどこも綺麗に除雪がしてあり1m近くの積雪の有るひるがの高原あたりも全く普通に走れた。
夜の8時に用事が終わり、帰りは高速と思ってたがとりあえず行けるところまで行ってみようと156号線を走る。白鳥、ひるがのを過ぎ一番心配だった御母衣ダムサイドも何とか通り抜けたこの辺りから積雪が多くなり車の吹き上げるパウダーが凄い。
平瀬に入りこれで大丈夫とホッとしたのもつかの間一度ワイパーの雪を落とすのに止まったら動かなくなった。
持参のスコップで前方の雪を避けラッセル車状態で進むが周りには何にもなく白川まではほぼ絶望的な距離。
途方に暮れたところで後ろから一台の車がやって来た。
少し押してくれたりしたが、先に走ってくれたり戻ってくれたりし最後は親切に白川まで先導してくれた。
聞くと家は平瀬とのこと、本当に申し訳なかった、心からのお礼を言って少しだけだがお礼(そんなもの要りませんと断られたが)を無理やり渡し戻ってもらった。
白川に着いたのは夜中の12時を過ぎてた、他には一台も車に出会わなかったのであの人がもし来なかったらと思うとぞっとする。
白川からは高速で帰ってきたが本当に「天の助け」有りがたかった。