「漢奸」読了

どちらにしようか迷ったが

結局「漢奸」を読んだ

「広場の孤独」は戦後の日本が舞台だったが

「漢奸」は戦争終了時の上海が舞台

こちらは読みやすく内容も分かりやすかった。

芥川賞とか何とか賞とかに興味は無いと書いたが

この第26回芥川賞を選んだ各選考者の選考理由が載ってたのでパラパラと読んでみた。

芥川賞は新人作家の中から優秀な作品を選ぶ為のものだから、この作品自体は素晴らしいがもうすでにある程度有名になってる堀田善衛には必要ないのでは無いのかとか、この作品以外に賞に値するものが無いとか言う意見が有った。

坂口安吾1人だけは作品のことも酷評してた。

やはりと人それぞれと言う感じ

作品を読んでどう感じるかはそれを読む読者が判断するもの、人に教えてもらうものではない。

どうも何とか賞なんて物は選ぶ方も選ばれる方もただ自分達の為の互助会みたいにしか思えない。

大体何とか賞なんて言う物が多すぎる。

いくつ有るか知らないが例えば直木賞直木三十五とはどんな人間だったのか知ってる人どれだけいるのか。

「広場の孤独」読了

堀田善衛芥川賞受賞作「広場の孤独」を読んだ

芥川賞とか小説の何とか賞というものには従来全く興味が無いのだが

この小説の題名に何か惹かれた。

先に読んだ「若き詩人達の肖像」は太平洋戦争の始まる前と戦中の話だったが、この小説は戦後、朝鮮戦争最中の話し。

一言言ってこんな難解な小説が何故芥川賞に選ばれたのかという印象。

受賞したのが昭和26年、戦後間もない時期だったので

当時の日本の置かれた立場から思うと同じ事を悩み真剣に考える人達が現在より多かったからだろうか。

見かけだけの平和な中にどっぷりと浸かった戦争を知らない現代人には理解しがたいのかもしれない。

堀田独特の表現も難解

例えば「自分の思考乃至動揺の中心部に、ぽっかりと暗い穴、台風の眼のようなものがあって、さまざまな相反する判断がうちあって生まれる筈の思考の魚が、生まれかけるや否や途端にその穴、その眼に吸い込まれてゆくように思われた・・」などと何度読み返しても中々理解しにくい表現が多い。

読み終わり、もう一度読み返すか、同時に受賞した「漢奸」を先に読もうか迷う。 いずれにしてももう一度読まないとはっきり分からない。

今日も二上山

天気は良いし絶好のアウトドア日和

自転車で行きたいが気温が低く

寒さに弱いので歩いて行くことに

行き先は何時もの二上山

今迄なら家から歩くのが当然だったが

先日車で登山口まで行ったら

家から歩くのが億劫になった

今日はそれよりもっと軟弱に鉢伏山の下の駐車場まで

車で上がってしまった。

仏舎利堂を見ながら歩く

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万葉ラインから二上山山頂に上がり休憩してたら知り合いが次々登ってくる

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城山に着くと今日も北アルプスが綺麗

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知り合いの人達とランチ

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帰りは大師ヶ岳に向かう人と途中まで歩き別れる

鐘つき堂からの剱岳

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初ボルダリング

今日は二上山徘徊老人の会で二上山周回の企画

徘徊老人三人に何故か若い女の子が1人参加の4人で城光寺陸上競技場を出発。

一度下る途中にイイギリの木が

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取り付きは急坂

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気持ちの良い落葉の道

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鉢伏山の鐘つき堂で

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久しぶりに仏舎利堂に

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ここからの二上山がかっこ良い

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ここで雲行きが怪しくなってきたのて大師ヶ岳は止めて二上山山頂に向かうが、雨が降ってきた。

徘徊老人組はあっさりここで中止にすることに

皆んなである個人のボルダリング施設が有るお宅に向かう

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まさかボルダリングが始まるとは思わずここで場所を借りて昼食、何か怪しい雰囲気が

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やはり昼食後同行者のボルダリングが始まる

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まさかと思ったが自分もやらされる

色々やってるうちに面白くなってきた

まだ三度目の女の子が登りもビレイも上手にこなす。

山は中途半端になったが面白くて気が付いたら夕方になってた。

「若き日の詩人達の肖像」読了

ジブリ宮崎駿が絶賛する

ここ伏木出身の作家堀田善衛

名前だけは知ってるが読んだこともなく

どう言う人物かも知らなかった

次に読む本がなくなったので一度読んで見ようと思った

地元出身の作家なら図書館に行けばそれなりに揃っているだろうと思ったが行ってみたら予想外に沢山ある。

さて何から読もうかと思ったが

最初に目が付いたのが「若き日の詩人達の肖像」

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読み始めてこれは自伝小説じゃないかと気づいた

全くどんな人間かも知らなかったのでこれを最初に選んだのは正解だった。

太平洋戦争の始まる前から戦中の作者の生活と周りにいる人達が繰り広げる話。

何かその時代の暗さの中でも作者を含め各々の考え方や生活のスタイルが自分の若かった頃に似てる

特に作者の人生感と国家に対する考え方がとても共感できた。

もっと堀田善衛を読んでみたくなった。

もう読書依存症は克服できたみたいだから月に一作だけと言う縛りは解除してもいい。

しばらく図書館通いになるな。

千里浜まで

今日は天気も良く気温も上がりそう

二上山のバリルートのお誘いも有ったが

自転車に乗るのは今年最後のチャンスかも

二上山に向かう人達を送り出発

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羽咋にしようか七尾にしようか迷ったが

その前に十二町潟に寄る

カワセミを撮りの人がいたので聞いたら今いると言う

スマホでは分からないが肉眼では確認できた

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白鳥が来てると聞いたが何処かに行ったのか確認出来なかった

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水に沈んだ杭に止まる鴨

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熊無から石川県に

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山を越えると途端に向かい風がキツい

羽咋の街中はたまに横風になると自転車がふらつく

何とか千里浜到着

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名物のいかだんご

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風が強く建物の影で

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いつもまったりする場所も長く居れない

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長居は諦めて能登里山海道の横のサイクリングロードで志雄町に向かう

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帰りは氷見の三尾への道で

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そのまま帰るのも面白くないので海外通りから帰った

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今日のルート、面白い軌跡になった

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2週間ぶりの二上山

あまりに運動不足が続いてる

今日は天気も良く気温も上がりそう

それでも朝早くはまだ寒くて出る気がしない

九時を過ぎてから家を出る

家からリュックを担いで近所を歩くのはちょっと恥ずかしいので万葉ラインの入り口まで車で行く

八十八仏の道から入る

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万葉ラインにはあちこちに落葉を集めたような山が

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枯れ葉が落ちるとムラサキシキブの実が目立つ

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モミジの紅葉の残り

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寒いと思ってたのにだんだん暑くなってくる

鉢伏山の鐘つき堂はパス

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途中から見る二上山は結構かっこ良い

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山頂手前で知り合いに会って一緒に山頂へ

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城山に向かう途中でまた知り合いに会い三人で城山の東屋まで

ちょっと霞んでいるが北アルプスが綺麗

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今日はラーメンを持って行ったので皆んなでランチ

歓談してお先に失礼した。

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帰り道剱岳が大きく見えた

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今日のルート

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