断捨離

フェースブックの友人が断捨離と書いたのでそれに反応した

個人的には最近のはやりの言葉で嫌い

断捨離って言葉は仏教用語らしいが、最近のはやりの断捨離はそれと違うような気がしてならない。

今言われてるのは後の世代に余計なものを残さないように生きてるうちに始末するのが断捨離と言われているのではと感じる。

本当の断捨離は(私自身やる気はないが)身の回りで自分が今現在生きるのに不必要なものを捨てることだと思う。

後の世代に迷惑になるものは捨てるのが生きる美学だという友人もいるが。

私は美学と言える人が羨ましい。

潔さと美学は同語じゃないと思う。

親鸞という人間を信仰してるわけではないがその親鸞が自分自身の汚さを認めている、その潔さには敬服した。

自分自身の薄汚さ(薄じゃやなく濃くかもしれないが)を知ると美学などと言う言葉は到底自分には値しない。

父や母が亡くなった後、業者に頼んで、かなりの遺物を始末したが、最近書簡や日記、写真等が色々出てきた。それを見ると生きてた時の父親では想像もしてなかったこと分かった。もっと残すべきものが有ったのではと今思う。