自分には今も健在の妹と自分が生まれる前に亡くなった姉がいる。
長い間姉の事は頭になく二人兄妹のような気分で過ごしてきた。
今回昔の事を知ってるただ一人の従姉が亡くなって昔の写真を見返した。その中で今まで自分の写真と思ってた写真と同じ写真が仏壇の中から出て来た。何とその裏を見たら姉の名前と命日が書かれて有った。
自分の祖父母も全員何故か59歳で亡くなっているので自分が生まれた時には祖母が一人だけだった。その祖母もその年に亡くなっているので祖父母誰一人知らない。
その頃の全てを知ってる従姉が亡くなって初めて姉の写真を発見した。
戦後間もなく生まれた姉は医療が不完全な時に亡くなってしまったが
今も生きてたらきっと随分叱られる事だろうと思っている。
生きてた時の姉の写真と同じ頃の自分の写真も確認したが姉の方が随分可愛い。生きていればきっと美人になってただろう。