「北前船長者丸幕末異聞」読了

先日購入した友人の書いた本を読んだ

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小説と違って中々一気に読む類いのものではないので

少しずつ時間をかけて読んだ

中身は越中売薬薩摩組に乗った次郎吉が漂流し短期間のハワイ在住中に英語をマスターしその他に捕鯨、造船、兵法まで学びロシアを経由して帰国する。ロシア在住中にはロシア語もマスター。江戸では同じ越中出身の剣豪斎藤弥九郎と繋がりを持つ。中浜万次郎より四年前に海外の情報を伝え幕末に大きく影響を与える

中々歴史の表に出ない話で郷土富山県の人間でもその存在しら知る人が少ない二人。

ぜひ富山県人には知って欲しいという作者の思いが感じられる。

読み終わって本人に最後の4行だけは気に入らないと文句を言ったら「文句は一ヶ所だけで良かった」と軽く受け流された(苦笑)