5月10日(木)この日の目的地は今回の最北龍飛岬
当初の予定では深浦から105kmほど、しかし前日の走りがキツかったし三日目なので楽をしようとできるだけ鉄道を利用することに。
朝の深浦からの五能線が朝9時20分なので久しぶりに朝ゆっくり出来る
目覚ましを兼ねて朝風呂に
朝食にはちゃんちゃ焼きまでついてる、朝はあまり食べないほうだがしっかりおかわりをして完食。
ロビーには青森や弘前ほどではないけどと書いてある地元の小学生が作ったねぶたが飾れていた。
駅まではまた旅館のバスに送ってもらって五能線に
また素晴らしい海岸線が続く
そろそろ岩木山が見えるのではと探すがよくわからない
林檎の花がまだ咲いている
五所川原到着
ここで津軽鉄道に乗り換え
冬にストーブを乗せて走ったので有名な鉄道。
太宰治の出身地の為車両の中には太宰治文庫が置かれていた。
女性のアテンダントが一人一人に声掛け、地元のばあちゃんには津軽弁で、さっぱり聞き取れなかった(笑)
自分の自転車を見て「どこまで行かれるんですか?」と聞くので「龍飛岬まで」と答えると「えっつ!でも自転車の人は是非行きたいみたいですね」というので「どんなアプローチなのか?」と聞くと「結構キツイ登りが有ります、でも頑張って行ってください!」と励ましてくれたが最後の言葉にちょと不安を感じた。
終点前にまたまた乗客は誰もいなくなった
津軽中里駅到着、自転車を組み立て龍飛岬に向かう
昼になってるので最初の道の駅「十三湖高原」でカツ丼
十三湖名物のしじみ汁がついてた
海岸線を走って残り20kmでホットコーヒーで休憩
此処から先が大変なんだろうなと気持ちを引き締める
七段の滝
先に大きくカーブしながら登る道が見えてきたあそこまで登るのかと思ったが、カーブを曲がるたびに登りはまだまだ続いてた。気温が低いので汗をかかないのがまだましだが、果てしなく続く登りだ。
どこかで休もうと思ったが適当な場所がなく結局標高差450mを一度も止まらず登ってしまった。
眺瞰台(ちょうかんだい)と言う展望台が最高点490m、ここから先に龍飛岬が見えた
ここから龍飛岬までは一気の下り、向かい風が凄いが最高スピードは50km/h出てた
龍飛岬は風が強く寒くてしょうがないのでさっと写真を撮ってすぐ近くのホテルに飛び込んだ
津軽海峡の向こうにうっすらと北の大地北海道が見えていた。
ホテルの人がどっちから来たと聞くので「山を越えて来た」と言ったら「自転車押して歩いてきたんですか?」と言うので「ずっと自転車に乗ってきたよ」というと驚いてた、ほとんどの人は自転車を下りて歩いているらしい。
しかし後でStravaでデータを見てみると登りタイムトップの人は自分のタイムの半分で登っていた。やはりだが、すごい人がいるものだ。
夕食は今回の旅行で一番豪華に
メインのホタテとアワビのバター焼きは絶品だった。
生ビール、地酒、最後はワインまで頂いて今日の自分の頑張りの褒美にした。
この日の自転車ルート