山陰の旅その5(最終日)

下関までは107km
新山口で新幹線に3時頃乗る予定なので
できれば昼過ぎには下関に着きたい
安全を見て朝6時過ぎにホテルを出る
外は寒い、ウインドブレーカーを着て出発
萩の町を出ると早速の登り、この登りも延々と続く
海が見えてきてようやく登りが終わったと思うが、海岸沿いはやはりアップダウンが続く
前もって地図を確認した時、下関手前になんとか峠と言う地名が有ったがその登りがどの程度なのかとても気になる。
少し登る先に峠という字が見えた。
これがあのなんとか峠ならいいなと思ったが、何か字が違う、そんなに簡単に越えられる訳ないよなと思いながら、先に進むとその次に見えた峠に「梅が峠」と書いてあった、地図の名前を思い出した、ここだ、大したことは無くてあっさり越すことが出来た。その先はもう登りは無し。ただ下関に近づくので交通量がどんどん増えてくる。
新下関駅の案内が出てきてもうすぐと思ったが、あと5kmくらいからバイパスの横を走る自転車道がやたらアップダウンが有りなかなか近づかない。
ようやく自転車道が道路と合流したところから道が広くなりしばらくして新下関駅に到着時間は11時45分頃だった。
駅のみどりの窓口に行き帰りの切符を買う。
ジパング倶楽部の割引が3割引きになるので帰りは12800円
新山口で15:51のさくら558号に乗る予定なので時間はたっぷり有る
関門海峡は多分こっちだろうと見当を付けて行ったら海が見えた。
向こうに島のようにみえるのはひょっとしたら九州、門司かと期待。
暫く走ると大きな橋が見えてきた。やはりここが関門海峡だ。
市場の周りには関門海峡を見ながら多くの人が食事をしている。
せっかく下関に来たのだからふぐをと「ふく天ざる」を頼んだが、1000円ではとらふぐじゃなかった。
この日は30度を越す真夏日、駅で自転車を輪行袋に入れるのに汗をかいた。
ホームに出る前に缶ビールを買い電車を待つ間にぐびり。
新山口の駅でコンビニで缶ビールと缶チューハイを買う。
それも広島の手前でなくなってしまう。
17:48新大阪着、相変わらず人が多い、去年しまなみ海道の帰りこの人混みの中で財布をなくした嫌なことを思い出す。
とりあえずサンダーバードの自由席の待ち場所に荷物を置き、駅弁とビールを買ってくる。
平日だから空いていると思ったのに新幹線もサンダーバードも満席、立っている人も。
京都に着く前に駅弁もビールも終わってしまう。下関からずっと飲んでいるが一向に酔わない。
それでも朝が早かったので少しうつらうつらしながら20:56金沢着。
つるぎに乗り換え新高岡に21:19着
これで5日間の一人旅が終わった。
初日にスマホを無くすというトラブルが有ったが、なんとか無事に帰ってこれた。
スマホをなくしたので写真は一枚もないが何故か残念という気持ちが無いのが不思議。