山陰の旅その2

二日目の朝早く目が覚めた
今日の予定は城崎まで走り鳥取市まではJRの予定。
なるべく早く出発したいが朝食が何と8時から
外に出て港の中を少し散歩して時間をつぶすが、天気が良く気持ちがいいので何人かの旅行者が色々撮影して歩いていた。
宿に帰って少し早めてもらえないかと聞いても無理との返事
出発の準備を整えてさっと朝食を済ませる
ゆっくり食べたいほどの朝食だったがそんなことは言ってられない
丹後半島の先端、経ヶ岬に向かう
この道中最初の登りはきつかったが海岸に出ると絶景が続く
海岸沿いを延々と走り山道に入る
豊岡の看板を目印にどんどん進む
豊岡と城崎の分かれ目からもうすぐと思ったが甘かった
きつい山越えを二つこなしようやく城崎に到着
城崎の町を少しだけ見て自転車を輪行袋に入れる
駅弁とビールを買って13:17の山陽本線に乗る
平日のローカル線は空いている向かい合わせ4人がけを独り占め
駅弁を広げ景色を眺めながら至福のひと時を過ごす
15:05鳥取市に到着
自転車を輪行袋ごとホテルのフロントに預けバスで鳥取砂丘に出かける
どこでバスを下りていいか分からなかったが殆どの人が下りる場所でつられて下りる。
広い駐車場から砂丘が望める
しかし今ひとつ実感が沸かない
見るとリフトで砂丘に降りれるようだ
自販機で往復のリフト券300円を買いリフトに乗ろうとしたら係員が後10分で運行時間が終わるという、下まで行ったらちょっとしか時間が無いと言う
券を買ってからそんなこと言われても困る
それでもとにかく乗る、降りる途中下を見るとそこにバス停が見えた
帰りの券は無駄になるが砂丘でゆっくり出来る
幅13kmに渡る砂丘、前の丘もはるか向こう、その上に沢山の人が豆粒のように見える
ここまで来たら行くしか無いサンダル履きだから歩きやすい
苦労して歩く人をどんどん追い越し丘の上に登った
下りも楽、雪山を下るように走って降りれた
ホテルに入る前に地酒を2種類とつまみを買って帰る 
風呂に入りさっぱりしたところで冷えた地酒を飲んでると
夕食のルームサービスが届いた
ビジネスホテルの夕食なんてと馬鹿にしてたがこれがすごいボリューム
味もまあまで腹一杯になった。
この日走ったのが74km、少ないと思ってたが結構きつかった
明日は松江まで136kmの予定だがちょっと体力に自信がなくなってきたので米子まで電車で行くことにした。