ブルー・ゴールド

沢山あった田中光二の作品を読み終わったので
今度は先日妹からもらった本の中から「ブルー・ゴールド」を読んだ。

ブルー・ゴールド (朝日文庫)

真保祐一は以前「栄光なき凱旋」を読んでいる。
最近は読んだ本から次々題名も内容も忘れてしまうことが多いのに
「栄光なき凱旋」は強烈に印象が残っている
そんなわけで期待を持って読みだした。
商社による受注合戦にまつわる陰謀に環境問題を交えたサスペンス。
仕事の現役を離れてしばらく経つ頭には最初の半分くらいは何度か読み直さないと分からない部分もあったが後半は人間の心の部分も出てきて面白かった。
ただ本当にこれで最後シャンシャンでいいのかと疑問に思うこともあった。