雪倉岳から鉱山道に

天気が回復したら帰りは雪倉を回って帰ろうと思ってた
しかし朝起きると周りはガスで何も見えない
朝日小屋には多分20回以上来てると思うが、雪倉岳や白馬岳が一度も見えないのは初めて。
まだどうしようか迷いながら朝ごはんを食べる

外に出て管理人と記念撮影、

小屋を出てすぐの場所のイワショウブ

水平道の分岐に来てまだ迷うストックを倒して倒れた方に行こうかと思うが
何度やっても手前に倒れる。
天気が悪くなったら鉱山道は危険、それでも雪倉岳にどうしても行きたくて水平道に入る。
何度も通ってるのに途中の鎖場は記憶になかった

タカネトウウチソウ(イブキトラノオかも)

キヌガサソウ

水平道を歩いてるうちにガスが少しづつ晴れてきて周りの景色が見えるようになった。
小桜ヶ原で振り返ると朝日岳が見えた

朝露の付いたハクサンシャジン

雪倉の登りが始まる

シロウマアサツキ

クルマユリ

カライトソウ

アケボノソウ

雪倉岳の頂上が見えてきた

昨日の雨に濡れたタカネナデシコ

雪倉岳山頂5度目の登頂

ユキクラトウウチソウ

白馬岳に向かう稜線が素晴らしい

雪倉避難小屋の前を通る

ここから分岐まで近いと思ってたが意外と遠かった
分岐手前にコマクサが沢山咲いてた

鉱山道への分岐、草刈りは済んでますと書いてあった

ちょうどこっちに向かってくるパーティーがいたので鉱山道の状態を聞くと大丈夫と言われ安心する。この後蓮華温泉までの4時間は誰にも会わなかった。
途中美味しい湧き水を飲み、沢へ下る途中滝が見えた
これが雪倉の滝かと思ってたが後で地図を見ると違ってた

石飛をして沢を渡ったが雨で増水してたら渡れないだろう
鉱山道にはこの他にも増水すると危険な沢がある

危険な沢をすべて難なく通り過ぎたがその後が遠かった
GPSで位置を確認するとまだ鉱山道の半分も来てないのを見てがっかり
ただただ忍耐の下りを続けようやく瀬戸川に出る

記憶はいい加減この後ちょっとで蓮華温泉と思ってたが
まだかまだかと思いながら1時間かかってしまった。
結局朝日小屋から10時間で蓮華温泉到着
到着と同時に腰痛が最悪になりやっとの思いで温泉に
カミさんには悪かったがここでビールを飲み帰りの運転を頼んだ。
この二日間で歩いた距離は32.7km
家に帰って翌日になっても腰が痛く立つのも大変なので医者に行ってきた。