物々交換

二か月前に買った本を全部読み終わったと言ったら
タキさんが貸してほしいと言ってきた。

本棚がいっぱいで片付けるのも面倒なのでこれ幸いとokしたら
その倍以上の本をかかえてタキさんが朝やって来た。

しかも珈琲付き(^▽^)/
ギックリ腰を治すにはやはり安静が大事ということなので
朝から縁側の椅子に座ってその本を読みだした。
途中昼食と昼寝を挟んで最初の一冊を読み切った。

先日から読んでたノンフィクションものもそうだがSFも今まであまり読んだことが無い。
どちらかというと推理小説や時代物、サスペンス物そしてブンガク的なものがほとんど。
この本を読み始めスリルとサスペンスが始まるのかと思ったらあれっつ?
最初の話がすぐに終わってしまった。
それから場所が変わり場面が変わり色々な話が続く
そうだこれはSF小説だったのだと気づく
読んでいくうちになにかこれに似たものを読んだような気がしてきた
そうだ村上春樹だ。
そう言えば村上春樹も読んだのは架空世界を扱うフィクション小説だ。
そう思って読んでたが何か違う。
この小説は人間(人類)を否定しながら最後は肯定する
まるで表現はおかしいかもしれないがジョージアの缶コーヒーのCMみたいな終わり方だった。
とにかく引きずり込まれるような面白さは有るのでしばらくは楽しめそう。
これで腰の具合も良くなってくれればいいのだが・・・