深夜特急2を読み終わった。
- 作者: 沢木耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/03/30
- メディア: 文庫
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作者の香港での経験が強烈でそれからなかなか抜けれない
バンコクでもいろいろ経験するがなかなか満足のいくものでなく
都会的な場所ではやはり面白くなく
途中知り合った怪しい人間からペナンがいいと聞きそこに行く
ここでは都会を離れた生活、友達もできて面白おかしく過ごすがある日突然別れも告げずシンガポールに向かう。
途中クアラルンプールに寄るがそこも面白くない。
そしてシンガポールにも満足できない。
しかしここで初めて気が付くバンコクもクアラルンプールもシンガポールもすべて香港と比べているから面白くないのだと、香港と違う楽しみ方を発見できればもっと刺激的な日々を過ごすことができたのではないかと。
だがもう手遅れ人生と同じで旅もやり直しはきかない
突然また思いたってインドのデリーに行こうと思ってたがカルカッタに行くことに。
巻末に私の好きな高倉健さんとの対談が載ってるが
あまり面白さ(共感)を感じなかった。
自分が彼らとは違ってただ普通に生きてきただけで、やりたいこと(何がやりたいのかも分からなかったが)をやってこなかったと言うひがみなんだろう。