シーズン初めては厳しかった。

庄川の道の駅に7時集合
周さんの車でタキさんと3人で利賀に向かう。
高岡から砺波までは大した積雪でなかったが利賀に向かうと途端に雪が増える。
途中何度も除雪車とすれ違う。
利賀のスノーバレーの前に着くとすごい雪
スキー場がやってた頃までは賑わってた駐車場も除雪してあるのは道路だけ
邪魔にならないよう道路の脇に止める。
もちろん月曜日、他に車はいない。

準備をして出発
かすかに前日のトレース跡が見えるがそのトレースに入っても膝くらいまで有る
いつものように栃谷登山口まで行かず、スキー場横から取り付く
最初の取り付きで何時も苦労するが、強力ラッセル車のタキさんが先頭で突破する

それから交替でラッセルをこなすが膝上の雪が重い
すぐに汗が噴き出してくる
これでは片折山どころか夏道との合流点までも無理ではないかと思われた。
(二人には申し訳なかったが自分の都合で帰りの時間制約をお願いしてた)
私より1歳年上の周さんも素晴らしい力でラッセルを続ける。

それでも何とか合流点まで登り上げた。
それから暫く進むが帰りの時間が微妙になってきた。
先に進めないこともないがそれで時間がかかったら時間に遅れてしまうかもしれない。
そこで相談、とにかく帰ることにするがどのルートで降りるかだ。
結局降りてから車に一番近い今登って来た尾根を滑ることになった。
暫くは登り返しがあるのでそこまでシールを付けたまま戻る。
シールを外し最初はラッセル跡を追う。
しかしそれでは面白くない、切り返してある場所で新雪に入る
板が浮かず雪を雪崩のように押しながら進むが
途中でストップしてしまう。
ストップすると深く雪に潜った板が持ち上がらない・・
そしてバランスを崩して転倒したら最悪、足が全く動かず起き上がれない。
何度も二人に待ってもらい迷惑をかけてしまった。
最後はスーパーファットで滑るタキさんのトレースを使うが今度はスピードが出過ぎて怖くて何度も横の雪の壁に突っ込み停止しながら這々の体で降りた。
シーズン初めての山スキーだったが
下手くそには難しすぎる雪だった。
登りより滑りに体力を使うとは情けない。
それでも久しぶりの汗かきラッセルは気持ちよかった。
予定時間よりずいぶん早く降りたので時間があまり、二人と別れてから砺波の高速のインターの近くの天然温泉「湯来楽」でゆっくり疲れをほぐした。
同行のお二人いろいろ迷惑をかけましたが有難うございました。