岡本綺堂の「半七捕物帳」全69話を読んだ。
69話と言っても1話が3〜40分位で読み終えるのでそんなに時間はかからない。
先に読んだ「三浦老人昔話」と同じで
明治の時代に作者が半七老人から昔の話を聞くという構成。
何話目だったかにその三浦老人まで登場した。
江戸時代の風俗や流行物を知ってる明治の老人の話は面白い
推理小説という程でもないが作者はコナンドイルの大ファン
それに似たものを書きたかったのだと思う。
知らない江戸言葉の意味を調べたり、地名が現在の何処かを見つけながら読むのは江戸ファンの自分には面白かった。