久々の表銀座(初日編)

先週の大日がとても辛かったので
今回は一泊で表銀座を歩いてきた。
5年ぶりくらいになると思うがまだリハビリ登山の身には結構きつかった。
とは言っても初日は中房温泉から燕山荘(燕岳)だけなので余裕。
朝4時少し前に家を出て穂高町に向かう、4時間ぐらいを見てたが3時間ちょっとで着いてしまった。
しゃくなげ荘の登山者用駐車場(無料)に駐め、直ぐ近くの足湯で時間を過ごす。

そこから8時10分のバスに乗り中房温泉に(バス代1200円)
9時20分頃登山口を出発。
最初はちょっと急な坂を登る。
この尾根は北アルプス3大急登の一つになってる。
(後の二つは劔岳の早月尾根と烏帽子岳のブナ立尾根)
だれが決めたのか知らないが初めて登った時は何時になったら急登が始まるのかと思ってたら着いてしまったと言うくらいの程度の尾根。(今回はそう楽でもなかったが)

ブナ立尾根は知らないが、早月尾根と一緒にされたらここを登って早月尾根を登れると勘違いされたら大間違いです。
まあそんな訳でちょっと汗をかく程度に極力ゆっくり登って3時間弱で合戦小屋着。
この少し下辺りから紅葉が綺麗だった。

小屋で休憩、ビールとうどんで昼食を済ませる。
そこから少し登って開けた広場に出るともう燕山荘と燕岳が見える。

ずっと下から富士山が見えてたが途中お約束の槍ヶ岳が突然左に見えたりする。

合戦小屋から頂上までの紅葉が素晴らしい。

午後1時10分燕山荘着。
天気が良いので北アルプスの全貌(薬師方面、と白馬方面以外)が手に取るように見える。
その反対側には頸城の山(雨飾、火打、妙高)斑尾、浅間山八ヶ岳、富士山、南アルプス
暫く山に見とれそれからチェックインを済ませる。

一泊夕食のみで一人8700円
さすが平日空いている、混んでいる時は3人4人寝る部屋もかみさんと二人だけ。
部屋で荷物を片付け喫茶室に、前に来た時もそうだったがこの時期ケーキフェアーをやっている。
ケーキ5個と飲み物付きで1600円(ちなみにケーキも飲み物も単品では500円)
かみさんには3個くらいで止めるように忠告したが結局5個完食。

自分は中ジョッキの生ビール(普通の大ジョッキ位の量で800円)ともつ煮(700円)で暫く休憩。

それから空荷で燕岳に向かう1kmだが意外に遠く見える。

振り返ると明日歩く表銀座の稜線、そして槍、穂高が素晴らしい。

燕岳の頂上は狭いのに人がいっぱいで、そのまま北燕に向かおうとしたらシャッターを頼まれ暫くカメラマン。
何時も思うが北燕の方が槍の形もいいし360度の眺めもいい。

いいちここまで来る人は少ないので静か。

小屋に戻ったら心配してた右足首がまた痛む。翌日に備えストレッチをやってロキソニンの軟膏を塗って手当てする。
夕食までは時間があるので部屋の窓から裏銀座の山並みと夕日を見ながら焼酎で寛ぐ。

楽しみにしてた夕食はちょっと期待を裏切られた気がしたが、ワインを飲むだけだからどうでもいい、デキャンタで1300円頼んだらフルボトルくらいの量でちょっと驚いたがいつの間にやら飲んでしまった。
夕食後は恒例のホルンやトークがあるのだが赤沼健至さんが今夜はいないというので無し。
テレビで天気予報などを見て8時には寝てしまった。
酒ばかり飲んでた初日はこれで終わり。明日に続く・・・