心がうらぶれた時

昔教えてもらった清岡卓行さんの詩にこんなのが有った。


「心がうらぶれたときは 音楽を聞くな
空気と水と石ころぐらいしかない所へ
そっと沈黙を食べに行け! 遠くから
生きるための言葉が 谺(こだま)してくるから」


なにかとても共感を覚えるものが有ったが
最近そんな場所からも遠ざかっていると
海もいいものだなと思うようになった。
家の近くにも会社の近くにも海がある。
海を見てると飽きないし、なにかとても落ち着くような気がする。
そう言えば昔仕事でいわき市にいた頃、よく県境を越えて北茨城の真っ直ぐで長い海岸に打ち寄せる波をボーっと見てたのを思い出した。