ルパンの消息

先日の神戸出張の行き帰り電車で読もうと思って家に有る未読の本を漁ってたら
ちょうど手頃な本が有った。
行き帰りに読んだ読み残しが少し有ったので昨夜読み終えた。

ルパンの消息 (光文社文庫)

ルパンの消息 (光文社文庫)

最近は読んだ小説の作者の名前をすぐに忘れてしまうのだが 横山秀夫の小説は初めてのような気がする。
最初の半分くらいは面白くて神戸に着く前に読んでしまった。
後半は何か最近の流行りのサスペンス小説と似た感じの展開で話を面白くしようとして登場人物や事件に少々無理が有るように思われた。
それにしても題名はなかなか粋で久しぶりにルパンを思い出した。
高校時代に勉強もせず夜中まで読みふけった推理小説がまた読みたくなってきた。
コナンドイル、エラリー・クイーンアガサ・クリスティー
あの頃は海外の作家の推理小説ばかり好んで読んだ。
素晴らしい作品に感動を覚えたものだ。
松本清張が好きでいろいろ読んだのは二十歳の頃。
とは言っても家には妹から貰ったサスペンス小説がまだ何冊もある。
昔の物を懐かしく読み返すには多分もう時間がないだろう。