北八ヶ岳

蓼科での紅葉鑑賞会の前にせっかくだからと
北八ヶ岳を少し歩いてきた。
夕方の時間に合わせ朝6時40分に家を出る。
41号線を神岡に向かって走ると両側の山の上のほうが白い。
安房峠の雪が心配だったがこんな所からもう雪が見えるのかとさらに心配になった。
平湯に近づくと幸い道路には無いが山の中腹から上は白くなっている。
青空と雪、そして紅葉、素晴らしい景色の中を走る。

安房トンネルを過ぎて長野県側に出ると雪はないが紅葉が一層素晴らしくなる。
途中で夜の宴会用の酒やつまみを買ったりしてると諏訪に着くのが遅くなってしまった。
北八ヶ岳ロープウエイの乗り場には予定より1時間近く遅れて到着。

ロープウエイを降りて歩き出したのが昼過ぎ。
坪庭と言われる辺りは観光客がいっぱいで登山客のほうが少ないくらいだ。

12時40分に北横岳ヒュッテに到着、テーブルを借りてラーメンを作り昼食にする。

気温が低くすぐ横の木は雪を被っている。
食事をして直ぐに横岳山頂に向かうと10分ほどで南峰に到着。
遠くは少し霞んでいるが南八や南アルプスそして目の前の蓼科山が見える。

少し写真をとって直ぐ先の北峰に向かう。
途中の樹に付いたエビの尻尾や樹氷の中を歩く

ここも素晴らしい景色だ。
しかし中央アルプスから右は少し雲がかかってなかなか山の形が分からず山座同定はしにくい。


それよりも寒くて長居はできず直ぐに下りにかかる。
南峰との中間点で向こうから夜一緒になる土井さん夫婦に会った。
やはりこの夫婦もただでは帰らないようだ。
あまり最終のロープウエイまで時間がないので急いで下り七ツ池はパス、ヒュッテを通過して三ツ岳に向かう。
ここからは岩の登山道、軽装では入るなと看板が出てる。

岩を乗り越えながら三ツ岳3峰に到着。



直ぐ先に2峰の頂上が見える振り返るとさっき登った横岳がもう遠く見える。
下に見えるのは清里辺りだろうか白い大きな建造物が見える。
3峰から1峰まではまるで岩のアスレチックコースのよう。
結局三ツ岳では誰にも会わず横岳周辺の人の多さとは別世界だった。
三ツ岳から急な下りを終え今度は雨池山に登る、ここで初めて先行者を追い越す。緩い上りを終え雨池山山頂、ここは登山道のただの通過点、山頂とは思えない。
そこから縞枯れの中を暫く下ると雨池峠に出た。

ここからはロープウエイの乗り場まではほぼ水平な木道が続く。
木道脇の沢は完全に凍ってる。


縞枯山荘の前を過ぎ暫く行くと坪庭に出た。

途端に観光の世界に戻った。
出発してから3時間半でロープウエイに戻る。
最終の2便前のロープウエイに間に合った。
4時に車に戻り予定通り宴会のホテルに向かう。
蓼科の東急リゾートタウンに入り別荘やいろんな施設の中を通り目的地には4時半頃到着した。
ちょうど皆さんもほぼ同時に着いたようだった。
それからゆっくり風呂に入り宴会が始まった。
すばらしいフルコースの夕食や宴会の様子はシュンちゃんのブログ]「旅のしおり」http://a.st-hatena.com/go?http://shunrin.blog64.fc2.com/20121105203046でどうぞ。
カメラを車に置いてきて取りに行くのも面倒なので私の写真は有りませんm(_ _)m