焼岳中尾温泉ルート

朝起きるのに目覚まし時計は使ったことがない人間
それでもほとんど時間前に目がさめるのに昨日は26分も寝坊してしまった。
それでも朝5時少し前に家を出る。
途中コンビニで朝飯と行動食、昼飯を買う。
登山口に着くともう車がいっぱいになってた。駐車場の少し先の道路脇に止める。
7時20分頃出発。暫く林道を歩き登山口に入る。
いきなり沢を渡るが木の橋が付けてある。

30分くらい歩いたら開けたところに出てそこにも「焼岳登山口」と書いてある。
ここが林道(入れないが)最終地点のようだ。
そこから暫く登ると白水の滝の展望台に出た。

その次に現れた看板が「鍋助横手」意味は分からないがかつての飛騨と信州を結ぶ道路だったようだ。

つづら折れの道をどんどん登るとやがて岩が出てきて苔むしている。
小さな岩穴にヒカリゴケがないか見てると有った。

そのうち「ヒカリゴケ」の看板まで出てきた。
何枚か写真を撮ったが上手く表現できるものは無かった(残念
坂を登り切った所に「秀綱神社」の鳥居があるが社はなく大きな岩が神社のようだ。
そこで休憩を入れる。家内は途中虫が多いとネットをかぶってたが、腕に4箇所虫に刺された痕があった。ハッカ油をかけまくる。

暫く行くと今度は焼岳小屋に行く道と中尾峠に出る分岐が現れた。

中尾峠に向かう。
峠に出ると景色が一変する。焼岳の噴火の痕の火山岩がゴロゴロしてる。
眼下には上高地が見えて気分も一新できた。

しかしそれからの登りは辛かった。家内が遅れだし待ってると先に行けというので一足先に頂上に、11時15分だった4時間近くかかってしまった。

中の湯から2度登ってるがこちらのほうがはるかに遠くて辛かった。
頂上はガスに包まれてたが沢山の登山者がいて時たま歓声が上がる。

ガスが一瞬取れて周りが見えたりする。そのうち目の前の山が見え出した穂高?と思ったが下に見える上高地の右側だ。霞沢岳と気づく。
登る途中で気がついたが水を汲んでくるのを忘れた。お茶やノンアルコールのビールなど飲み物はいっぱい持ってたがラーメンを作る水がない。仕方ないので家内はパンとコンビニで買った白玉あんみつ。自分はノンアルコールをサキイカのつまみ(昨夜用意したつまみも家に忘れてきた)で飲み。おにぎりを1個食べた。
頂上はじっとしてると寒くカッパを羽織る、しかし下界の暑さを考えるとすぐには降りる気にはなれなかった。1時間少し頂上で過ごし下山にかかった、下に見えるのは焼岳小屋。

暑さで汗だくになると思ったが意外と涼しく下りれたがやはり途中からは膝と足首が痛み出した。
下山途中見たこのきのこはなんだろう?直径10cm以上10m以上の木に上から下までびっしりついてた。

それでも3時間ちょっとで車に戻ったが、ここで事件が・・
家内のメガネが無い、何処かに置き忘れたか、思い当たるのは最後に沢に出て顔を洗った場所。家内がまだ登山靴を脱いでなかったので探しに戻った。
幸い駐車場から車でゲートまで戻れたので歩くのは往復で200m弱、やはりそこに忘れて有った。
6時過ぎに家に戻ったが腹が減って仕方がない、考えたら昼におにぎり一個食べただけだ、なんとも燃費のいい体だ(笑)
帰りに買ってきた刺身の盛り合わせと、冷奴でビールと日本酒を冷で飲んだ。