登山道

今回、大窪の鶴平新道から白山北縦走路のもうせん平まで歩き
登山道の有り難さと、作られた方の苦労をあらためて思った。
特に鶴平新道、かつて大窪に住んだ大杉鶴平さん(登り口の墓はその大杉家のもの)が切り開いた登山道。
最近健脚の人たちがあちこちに切り開いてる急登でしかも直登に近い登山道と対照的に細かくジグを切ってありとても登りやすくなっている。
今回もお陰で登山道に感謝しながら疲れも少なく稜線まで登れた。
そして白山北縦走路、年間どれだけの人が歩くのか知らないが素晴らしく整備されている。
白山には四方八方に幾つもの登山道が存在している。
その全てはとても歩けないが、どれだけ多くの人が白山を愛し信仰したかがうかがい知れる。
そしてその登山道を作った苦労、努力は計り知れない。
しかしながら情けないのは自分の足首、膝の状態、登りは何ともないが下に向かうと途端に痛み出す。
あんなに綺麗に整備してある鶴平新道の下りで何度も足を滑らし尻餅をついた。
その鶴平新道、登りに見た人は900m付近で突然藪から上がって来た滋賀県の夫婦と先を歩いてた高岡からの女性二人だけ。
下りはとうとう誰にも会わなかった。
静かでとてもいいのだが、あんなに景色も綺麗な登山道勿体ないなと思った。