剱岳遭難事故

まだ、終わったわけでもないし
気持ちも整理がつかないけど、
忘れないうちにここまでのこと、書いておく。
事故のことを最初に知ったのは28日の午後3時半くらいだったと思う
yahooのニュースに富山県警山岳警備隊3名遭難と出た。
警備隊全員が剱岳に入り訓練を行ってることは知ってた。
名前が出てないので焦って、あちこちのニュースを調べた
4時過ぎに北日本新聞のwebunに名前が載った、愕然・・
重体の二人がよく知ってる名前、丸山隊員と木村隊員
すぐにシュンちゃんに電話を入れると、シュンちゃんもまだ知らなかった。
解るところを調べてまた電話をしてくれるという
しばらくして電話があった、ゆかりさん(朝日小屋主人)と泉さん(阿曾原小屋主人)が上市署に向かったとのこと。
夕方のニュースでは当日のヘリでの救助は断念して二股でビバークと言った。
重体の二人が心配だった。
夜、8時少し前にゆかりさんに電話して様子を聞く。
哲也は意識が混濁しているものの命は取り留めたようだ
丸ちゃんはと聞くと、言葉を濁した・・
翌朝6時に一度ヘリが飛んだが天気が悪く引き返したそうだ。
このとき山のほうを見ると明るく見えたので今行けないのかなと思ったが、やはりそのときヘリが救助してたようだ。
9時過ぎに二人が救助された報道があった。
二人と言うのでもしやと思ったが、哲也と、飛弾隊員だった。
その後天候の回復を待つと言ってたが雨が降ってきてた。
午後からうちの家内とN子さんが中央病院に行って哲也の顔を見てきたらしい。
今日になってもヘリは飛べず丸ちゃんは山の中に残されたまま。
あの笑顔を思い浮かべると、かわいそうでかわいそうで涙が出て仕方がないが、
現場で仲間を置いて来た隊員たちの辛さを思うと何とも言えない。
なかでも飛弾隊員、チームのリーダーだったらしいが人一倍辛いだろう
でも自らも雪崩に流され怪我をしながらも二人を掘り出したその体力、行動、責任感は賞賛に値する。