舌の根も・・m(_ _)m

もうおしまいと言いながら、また昨日の続きになってしまう。
今日の地元紙より抜粋。
>愛育園によると、男性は11日午後10時ごろに同園を訪れ、現金と手紙が入ったお年玉袋を職員に手渡した。上市町在住の29歳と名乗り、名前などは明かさなかったという。


この人のように堂々とやってもらいたいものだ。
今日は全国で同じようなことが有ったらしい。
ただここで自分に置き換えてみると今のタイミングではなんだか恥ずかしくてなかなかこんなこと出来ないなと思った。(何もしないで偉そうなこと言うなとお叱りが聞こえる)


> 谷内園長は「愛育園は普段から地域住民ら多くの人に支援を受けている。今回の男性はもちろん、善意を寄せてくれる人たちに感謝したい」と話している。

今だけじゃなく普段から支えている人たちがちゃんといるんだ。
何もしてない自分が恥ずかしい・・

以前、児童養護施設じゃなくて公共の養護学校の先生に聞いた話を思い出した。
現在養護施設に入る児童はどういう境遇の子が多いかと言う質問をされた。
無知な自分は単純に親のいない子と答えた。
その先生の答えが意外だった。ほとんどの子はちゃんと両親がいますよ。
えっ!じゃ何故?と聞くと今の入所する児童の大部分は両親から虐待を受けた子だそうだ。古い調査だが平成16年の記録で62.1%が虐待を受けた児童とある。最近の報道等を合わせて考えてみれば今は確実にその割合は増えていると思う。

その先生が問題にしたのはその施設で働く人たちの過酷な労働条件、あまりのひどさに職員を確保する事が大変らしい。

あるところからの抜粋
児童養護施設は国と自治体が半額ずつ負担する「措置費」によって運営されており、
学用品費や医療費、食費や職員の給料まで全てこの措置費で賄われている。
>「国、都道府県及び市町村以外の者が設置する
児童福祉施設について、その新設、修理、改造、拡張又は整備に要する費用の4 分の
3 以内を補助することができる」と規定しているが、これは施設の新設等に要する費
用の4 分の1(もしくはそれ以上)を施設設置者が負担せざるを得ないということで
ある。

これでは資金難になるのは当たり前ではないだろうか。

もう一つその先生が問題にしたのは。
施設を退所した後のフォローの問題。
これは社会全体の問題であるが、悲惨な結末を招くケースが多いとのこと。

そしてこの話は決して都会だけのものじゃなくこの富山県でも同じだと言う事。
少し驚いた。