室堂の事故で

雪崩は春先に目の前で全層雪崩を見たことはあるが
表層雪崩に関しては、やはり春先にその跡しか見たことがなかったので
昨日の事故を聞いた時も、どうしてと思った。
昨夜から今朝にかけていろんな人のブログや新聞の解説を見ると
自分の無知さ加減がよく解った。
11月の立山、行きたい気持ちは有ったし、無理すれば行けたかもしれない。
しかし何か嫌な予感がして躊躇した。
でもそれは、自分の技術的なことで雪崩は全く考えていなかった。
そう言えば、ダウラギリで山本君と一緒にいた田辺さんという人は雪崩にも詳しく
大変慎重な人だったらしい。田辺さんをよく知る人はあの人が雪崩に遭うなんて信じられないと談話してた。
そんな人でも、雪崩に遭うというのは、誰と一緒にいても危険は有るという事。
山に入れば常に危険は有るという事だ。
ダウラギリの事故からまだ2ヶ月しか経っていない。
立山の営業最終日に悲しい事故が起きた。(合掌)