不思議な偶然。

母の葬儀の後
従兄弟達と話してて、
父方の祖父母が両方とも59歳で亡くなったことを知った。
今まで、この話は母方の祖父母の事だとばかり思ってた。
勘違いしてたと思ったが、
母の預金の解約手続きをするのに、謄本を貰ってきて驚いた。
なんと、母方の祖父母も二人とも59歳で亡くなっている。
こんな偶然ってあるのだろうか・・
私は両祖父母の顔を一人も知らない。
私が生まれた時、生きてたのは母方の祖母だけだった。
その祖母も、私が生まれて3月後に亡くなってる。
それにしても、その祖母の人生はあまりにも可哀想な事の連続。
子供5人の内4人に先立たれ、その後連れ合いの祖父、孫(私の姉)の死。
祖父を除けば全て逆縁、その度の悲しさはどんなものだったろう。
子供の頃近所の年寄りに聞いた話では
とても気品のあるしっかりした、ばあちゃんだったらしい。
「ばあちゃん」と一度でも呼んでみたかったな・・
その祖母の命日が10月30日、祖母の子で一人残った母と同じ月になった。

母の棺が家から出る時、正面に綺麗な虹がかかってた。
皆はちょうど1年と1月前の同じ月命日に亡くなった父が迎えに来たのじゃないかと言ってたけど、
父には似合わない。
それより、子を思う母が来たのではと思う。