凄い人達がいるもんだ。

先日の穂高山行、
一泊であのコースを行けるかどうかずいぶん迷ってた。
何度も地図とにらめっこ、過去の経験と照らし合わせ。
家内と相談も、そして何とか行けると決行した。
自分らの体力技術では安全と冒険の境目ぎりぎりの計画だと思った。
なのに、涸沢から北穂に登る途中、上から降りてきた人に、何処からと尋ねると
朝、上高地を出たとのこと、このまままた上高地へ日帰り。
つまり私たちの逆コースを一日で(・_・?)
帰りのバスの最終時間を6時と教えてあげるとほっとしたような顔で降りていった。

真っ黒ネコ君(久しく一緒に歩いてない)や、金沢の岸君を思い出した。
そのネコ君先日は自宅からあの有名な赤木沢を日帰りしたらしい。恐ろしい・・
そして今日ネコ君のHP「真っ黒ネコの散歩道」を見ると、岸君が(アホキシと書いてあったが)新穂高から槍ヶ岳、北穂、奥穂、(前穂はどうしたのか分からない)西穂、新穂高を日帰りしたそうだ。
その岸君、2年前に奥大日で会った時は、朝6時に馬場島を出発剱岳に登り、立山三山を縦走して奥大日、大日岳を経て称名滝まで、たったの10時間ちょっとで歩いたと言う化け物。
同じ年の秋に白山でも会ったが、その時は自分の予定を変更してゆっくり話し相手になってくれた、体はデカイがとてもやさしい、まだ30代前半の若者である。
金沢のクライミングジムに通い、北鎌尾根や、北穂東稜、前穂北尾根などスイスイ登る
クライマーでもある。
体力や登山のやり方に関しては全く異質な人たちだが、それにしても凄い。