イムジン河


学生のころ友達のアパートでギターの演奏でよく歌った。
あの頃は、北朝鮮の実態がよくわからず、まだましな国だと思ってた。
その国が今はどうなってしまったのか。
小学生の4,5年頃、何度か講堂に集められた。
そのたび、壇上に何人かの生徒が並んだ。
校長先生から「この方たちは自分の祖国に帰ることになりました」と言われたが
その頃は何のことかもよくわからなかった。
彼ら彼女らは言葉も解らない国に行ってどうなるのかなと心配したことが記憶に残っている。
あの国に行ってその後幸せになったのだろうか。
今はどうなってるんだろうかと、気になる。
一人だけ顔もうっすらと覚えている。彼はどうしてるだろう。
早く誰もが自由に行き来できる国になってほしい。
イムジン河の歌詞は今の時代に出来たわけじゃないが、今痛切に思う。